自身の回復後、19年間、ドクターマセソンアトピー治療プログラムをアメリカオフィスとともに育んできました。インターネットの隆盛、日本の医療制度に合わせながらも、適切な治療を必要とされている患者さん、ご家族にむきあうために、これまでボランティア〜患者の会〜アメリカ治療の日本窓口としてと役割を変容させながら取り組んできました。マセソン先生、アメリカオフィスには多大なご尽力とお世話になってきました、こころから感謝を申し上げます。
アトピー性皮膚炎への新薬、「デュピクセント」のアメリカ臨床での治療研究、臨床開始などのstudyを、マセソン先生から受けながらアメリカオフィスと本活動の行先を検討してきました。
AA-Jは、4月20日より活動指針を以下に示します。
1,最新のアトピー治療に関する学術的研究発表、体験的シェア、ミーテイング
2,学術論文の投稿
3,体験的エッセイ執筆、発表 (電子書籍など)
4,研究会、ワークショップ開催(有料)
5,本ブログサイト更新
上記の活動に応じて、アメリカ治療プログラムに関心のある方には、アメリカオフィス窓口のご案内をさせていただだく。ご希望の方には別途コンサルテーションをお受けいたします。
これまで行っていた、以下の手続きはアメリカオフィスに移行いたします。
・アメリカ治療プログラム、手続き、インフォームド・コンセント
・治療プログラム帰国後のセルフケアカウンセリング、サポート
ーーーーー
日本においては、2018年4月後半頃より、皮膚科医に「デュピクセント」の保険適用、処方などによるガイドが提示されております。適切なアトピー治療臨床経験をお持ちの日本の医師らは、患者さんに「デュピクセント」をつかった治療をすることが可能となります。
しなしながら、「デュピクセント」は、万人への特効薬ではなく、ステロイドリバウンドに対処する方法、スキンケア、トリガーの除去、外部からのアレルギーへの対処などのケアに関してはあらためて重要さを増します。
日本において、適切な治療を必要としているアトピー患者さんが、機会を利用して治療に繋がり、仕事や人生を楽しむことが出来るよう引き続き、祈ります。
明石郁生 4.20.2018
お問い合わせ、励ましのご意見などをこちらからいただけると助かります!